妊婦がりんご病になった場合、症状と胎児への影響は?

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現在妊娠中の方で、自分の周りでりんご病が流行り始めたり、上のお子さんがかかってしまったりすると大変心配になるでしょう。万が一、妊婦がりんご病になった場合はどうなるのでしょうか

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妊婦がりんご病になった場合は大丈夫?

りんご病のウイルスである「パルボウイルス B19」は赤血球の源となる細胞に感染し、赤血球を破壊して減少させてしまいます。妊婦がりんご病(伝染性紅斑)になった場合は、胎児にも影響があり、お腹の中の胎児が貧血を起こすことがあります。重篤化すると胎児水腫や流産を引き起こしてしまう場合があります。また胎児水腫から、循環不全を引き起こし胎児の神経障害や死産を誘発する恐れもあります。妊娠中の方、特に妊娠初期~中期にかけては、胎児への影響が出やすい時期だと言われていますので特に注意して下さい。

妊婦のりんご病の症状は?

一般的にりんご病にかかる多くは、10歳未満の子供であることがほとんどですが、もちろん大人もかかります。りんご病を感染した時の典型的な症状は、ほっぺたや太もも等への紅斑の出現です。しかし、大人の場合、発熱、頭痛、関節痛、倦怠感などの風邪のような症状だけで終わる不顕性感染という場合も珍しくないので、かかっていた事を見逃してしまうケースも多いようです。風邪と思っていたら実はりんご病だったということもありますので注意が必要です。りんご病は、子供がかかるよりも、大人がかかった場合の方が症状が重篤化しやすく、ひどい関節痛などが現れる場合があります。妊娠中の場合は、免疫が通常時と違うため症状がより重症化する事もあります。特に胎児への悪影響が心配されるところでもあります。また、溶血性貧血のある人も貧血の悪化が心配されますので、妊娠中の方で、溶血性貧血のある方は特に注意が必要です。

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妊婦がりんご病になったら胎児への影響は?

妊娠中に妊婦がりんご病にかかってしまった場合の胎児への影響はというと、母親から胎児へ、20~30%の割合で感染すると言われています。そして、特に注意が必要なのは、妊娠8週~24週の初期から中期にかけての時期です。妊娠25週以下に妊婦がりんご病に初めて感染した場合、胎児水腫になり胎児が死亡、流産する可能性があり、胎児の死亡は約1割弱との報告もあります。もちろん 妊娠後期であっても胎児水腫などの可能性がないわけではありませんが、妊娠初期~中期ではそのリスクは若干上がるようです。

妊婦がりんご病に感染した場合は、3週間後~8週間後ぐらいに胎児にも症状が現れる場合があります。りんご病にかかってしまった可能性のある方で、特に妊娠初期から中期の方は、疑いがある場合は迷わず、まずは、かかりつけの産婦人科に電話をして指示を仰ぎましょう。エコーを使うと胎児水腫などになっていないかが分かるようで、感染が発覚した際は、1週間ごとエコーで様子をみていくという場合が多いようです。

まとめ

りんご病は1度かかると抗体ができるので、基本的には2度とかかる事はないと言われている病気です。妊婦の抗体保有率は約30%程度だと目にしたことがありますが定かではありません。自分に抗体があるのかどうか分からない場合は、 血液検査など抗体検査もありまが、条件によっては保険適用であったりなかったりします。
妊娠中に母親が発症すると胎児にも影響してしまう可能性があるため、流行時に妊娠中であれば大変心配になる事でしょう。しかし、 重篤化する可能性は低いとの報告もありますので、過剰に反応や、恐れすぎる必要はないようです。心配な時は、迷わずに、かかりつけの産婦人科に相談しましょう。

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