スタッドレスタイヤ寿命の見分け方は走行距離?溝?夏に使える?

公開日:  最終更新日:2016/07/06

本格的に寒くなってくると、「そろそろ夏用タイヤからスタッドレスタイヤへ履き替えないといけないな!」と準備を始めると思います。

地域にもよりますが、使用している期間よりも使用せず保管している期間の方が長くなってしまうスタッドレスタイヤですが、使用していなくても劣化するのをご存知でしょうか?

せっかく冬用タイヤに履き替えても、劣化や消耗したタイヤを使用していると、いざという時に威力を発揮せず危険を招くことにもなりかねません。

ご自身で交換される方も、スタンドやカーショップで交換を頼む方も、今回、タイヤ交換をする前にぜひチェックしてみて下さい。

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スタッドレスタイヤ寿命の見分け方は溝?

スタッドレスタイヤの寿命をセルフチェックする簡単な方法があります。タイヤをよく見てみると、タイヤの横にマークが4か所ついています。
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↑マークを辿っていくと溝のところに「出っ張り」があります。この「デッパリ」「プラットフォーム」と呼ばれる、タイヤの減り具合の目印になるものです。

この「プラットフォーム」の位置の高さまで、タイヤの表面がすり減っていたら、新品時の50%以下になったという事なので交換のタイミングだと判断できます。

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プラットフォームが見つけにくい方は100円玉を1枚使うだけでも同じように簡単に判断することが出来ます。

やり方は、とっても簡単!

タイヤの溝に100円玉を差し込んで見るだけ。何を見るかと言うと、100円玉の100という数字の1の部分に注目して下さい。溝に差し込んだ状態で、この1の数字が見えてしまっていたら交換のタイミングです。

これは、新品のタイヤの溝は約1cmであり、それに対して、100円玉を差し込んだ時の1の数字までの距離がちょうど半分の約5mmであることを利用したやり方です。1の数字が見えるか見えないかで判断します。あくまでも目安ですが、「プラットフォーム」が分かりにくかった方はぜひ試してみて下さい。

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スタッドレス寿命の見分け方は走行距離?

スタッドレスタイヤの寿命は、ノーマルタイヤの2/3程度であると考えるのが一般的ですが、走行距離の目安はあるのでしょうか?色々調べてみました。
全体的には2~3万km程度という主張が最も多かったのですが、1万~1.5万km程度という方や、中には、5~6万km使った事があるという方までいました。
同じ走行距離でも使い方や条件によって大きく変わるので、「走行距離はあまり目安にならないでしょう」というのが結論です。

その理由は、走行距離だけ見ても分からないような様々な要因が影響を及ぼすからです。例えば、運転の癖やブレーキの使い方、または、使用時の空気圧やタイヤの状態、使っていなかった時の保管の仕方や、夏場の使い方等他にも様々な要因が影響します。

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また、使用しているタイヤのメーカーにもよる事もあります。その為、「走行距離」を気にするよりも、「プラットフォーム」のチェックを優先的に考える方が良いでしょう。

そして、もう一つ、「タイヤの硬さ」をチェックする事も重要になってきます。その理由は、年数が経過したゴムは次第に硬くなってきます。

スタッドレスタイヤが夏用タイヤよりも硬くなっているようなら本来の機能を果たすことは難しくなると考えられるからです。
硬さを調べる方法は、素人だと触っただけでは分かりにくいので、スタンドやカーショップに行ったとき「ゴムの硬度計」で測ってもらうといいでしょう。

スタッドレスタイヤの寿命は夏に使うと…

「夏でも冬用タイヤを使用できるか?」については、使用できない事はないがおススメではありません。なぜなら、冬タイヤは極寒の氷上でも維持出来るように柔らかくなっています。

そのため、温度の高くなる夏は、スタッドレスタイヤは柔らかくなり過すぎて、夏の路面ではグリップ力が低下してしまいます。また、雨などで濡れた地面では滑りやすくなります。場合によっては路面からタイヤが浮いてしまう事もあり大変危険です。

また、摩擦抵抗が大きくなる為にタイヤの減りが速くなり、バーストにつながる恐れもあります。当然、燃費も悪くなります。なんといっても、車に乗っているとフワフワした感じがして、音もうるさくなるので乗り心地は良くありません。冬用タイヤを夏に使う事は、タイヤの消耗を早めるだけでなく、危険や不快も伴うのでオススメしません。

タイヤ交換は結構な出費になります。だからなるべく長持ちさせたいですよね。少しでも寿命を延ばす為には、夏は、スタッドレスタイヤの使用を控える事!それから、もう一つ!キモとなる大事な事があります。それは「保管の仕方」です。「1年のほとんどが保管期間である」と言っても過言ではないスタッドレスタイヤの寿命は、「保管の仕方」で明暗を分けます。

◆【基本の保存方法】

①汚れを洗剤でしっかり落としてから、
②積み方に注意して、
(タイヤとホイールセットの場合は平積、ホイルを抜いたタイヤだけの場合は重ねないように立てて並べます。)
③直射日光や雨にさらされない場所(出来れば風通しのよい場所)に
④タイヤカバーなどをかけて保管します。

正しい保管方法で少しでも寿命を延ばしましょう。

まとめ

タイヤメーカーは、保管状態が良ければ2年は大丈夫と言っています。カーショップやスタンドなどでは、3シーズン、少なくとも4シーズンぐらいでの交換を薦めています。

「そんなに使ってなくて、まだ溝は残っているのでもったいない。」という場合もあると思いますが、何もしなくてもゴムは劣化していきます。年数の経過したタイヤは雪の上で制御距離が長くなるという結果も出ています。

安全面とご自身の経済状況とを天秤にかけながら、最終的には使用者が自己責任で判断する事になります。適正なタイヤを履いていない事で万が一、事故など起こしては本も子もありません。

迷った時は、「交換した方が良いですよ!」と薦められる事は分かっている上で、一度カーショップ等の専門家に相談してみるのもいいかと思います。

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