クイーン映画ボヘミアンラプソディ評価と歌詞の意味は?

公開日:  最終更新日:2018/12/09

クイーンの映画「ボヘミアンラプソディ」が空前絶後の大ヒットとなっていますね。

ネットで映画を観る時代に、「新たな映画館での映画鑑賞の在り方」の新しい波(ニューウェーヴ)を作り上げたといっても過言ではないでしょう!

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早速、観てきたので、なるべくネタバレなしの個人的な評価と、クイーンの代表曲の1つであり、映画の題名にもなっている「ボヘミアンラプソディ」の歌詞の意味も紹介しますね。

「ボヘミアンラプソディ」の歌詞の意味を知った上で映画を鑑賞すれば、きっとより一層楽しめますよ。

だって、なぜこの映画の題名が「クイーン」でも、「フレディーマーキューリー」でもなく、「ボヘミアンラプソディ」になったのかっていうことは、注目すべき大きなポイントですからね!

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クイーン映画ボヘミアンラプソディの評価は?

クイーン映画ボヘミアンラプソディの個人的な総評価は、五つ星評価で言ったら、

★★★★★★★★★★★(星4.7)

映画「ボヘミアンラプソディ」を観終わった直後の、率直な感想は、「全体的には素晴らしいけど、映画のストーリーの流れだけで言うと、ちょっと途切れ途切れな感じがした」です。

だから、「感動してメチャ泣きました」なんて口コミが多い中、残念ながら、自分にはそんな体験は訪れなかった。

その理由の1つは、予告編によるシーンのネタバレし過ぎや、口コミによる自分の勝手な期待し過ぎがあるのは否めません。

(ホント、映画鑑賞をする前に、予告編や口コミをあんまり見過ぎると、それが邪魔になって純粋に映画を楽しめなくなるなって思いました。)

とは言え、中年になって以降、涙腺が崩壊しているのか、ちょっとしたことでもすぐに泣きそうになる今日この頃。

なのに、グッときたのは1場面だけだった。

だから、映画鑑賞直後には、勝手に期待していた「すごい満足感」みたいなものを味わえず、「なんだこんなもんか」と感じたんだと思います。

だけど、少し時間をおいて、よくよく考えてみると、「途切れ途切れな感じ」がした理由に気付いたんです。

その理由は、恐らく、この映画の題名が、「フレディマーキュリー」でなく、(ましてやクイーンでもなく)、「ボヘミアンラプソディ」であるということに集約されているんじゃないかなってことを。

この映画は、フレディマーキュリの「彼の物語」でありながら、「フレディマーキュリー物語」にあらずなんです。

この映画のテーマは、「ボヘミアン」。

色々な意味でどこにも安住の地がない人間の葛藤や苦しみ、そして克服について考えさせられる部分が大きい映画になっています。

「だから」なのかは定かではありませんが、この映画が伝えたいこと以外の部分について、(例えば、フレディマーキュリーという人物のあまりにもドロドロとしたプライベートな部分やグロテスクな出来事について)などには深入りせず、サラっと表現しています。

そう考えると、少し断片的な感じがするのは致し方ないのかなと合点がいきますし、深入りせずサラっとたストーリーに仕上げたことで、この映画が、沢山の人に共感され、感動や勇気を与え、受け入れられているのだと思います。

そして、この映画のもう一つの見どころであるのは、もちろん、音楽

ラスト21分はもちろん、映画の要所要所で触れられるクイーンの素晴らしい楽曲や、それにまつわるストーリーを存分に楽しめます。

加えて言うなら、この記事の下にまとめたような、「ボヘミアンラプソディの歌詞の意味」についての考察のように、クイーンの楽曲についての予備知識を入れてから鑑賞するとまた一味違った楽しみ方ができるなと実感してます。

それから、クイーンのメンバーを演じた役者さんをはじめ、それを取り巻く俳優陣の演技にも注目です。

特にクイーンのメンバーを演じた俳優陣の演技力というべきか、努力の結晶というべきか、プロ根性というべきか、

本人が乗り移ったかのような「完コピ」力は必見です。

本物のクイーンのライブ映像を見て、この映画の映像を見る 又は、この映画を観てから、本物のクイーンのライブ映像を見る順番はどちらでもいいけど、見比べてみることでも、更にこの映画を楽しめますよ。

そう考えると、多くの人がそうしているように、何度も映画館にわざわざ足を運びたくなる気持ちが分かります。

実は、このようなブログを書きながら、私自身、ボヘミアンラプソディーの映画をもう一度、映画館の大スクリーンで観たくてウズウズしています。

だから、要するに、色んな意味でこの映画はスゴイ!って言えるというのが私の結論です!

クイーン ボヘミアンラプソディ 意味は?

曲のタイトルになっている「ボヘミアン・ラプソディ」を和訳してみると、「放浪者の狂詩曲」。

「ボヘミアン」は故地喪失者、放浪者、移住生活をするジプシーと呼ばれた少数民族、世俗を気にせず自由奔放な生活を送る人などのこと。

「ラプソディ」は「狂詩曲」。形式やジャンルに捕らわれることなく、異質の曲同士を自由にMIXして作り上げる楽曲です。

クイーンのボヘミアンラプソディは、まさに、「ロック」と「オペラ」の融合で、この1曲の歌の中には幾度かの変調があり、突飛で自由で非常に挑戦的です。

しかし、なぜか一貫性があるという不思議な魅力あふれる楽曲になっています。

バラードパート、オペラパート、ロックパート、そしてまたバラードパートへと次々に入れ替わっていきます。

まさに、ボヘミアンラプソディの自由な曲構成は、そのタイトルと一致します。

そして、この曲は、1曲3分程度の尺が当たり前だった時代に、6分強という比較的長い楽曲として作られたことにも注目です。

(ボヘミアンラプソディの楽曲ができるまでのエピソードは、映画「ボヘミアンラプソディ」のストーリーの中で確認することができますよ!)

それにしても、この曲がすごいのは、1曲6分強という時間が全然長く感じないことです。

まるで短編オペラを見ているような優れた物語性と音楽性に引き込まれて、気付いたら終わっちゃったって感じで、全く飽きずに聴けます。

それに、とても中毒性もあります。

最近は、気が付けば自分の頭の中で、ずっとこの音楽が流れ続けています。(止めて~!)

ホント、この曲を何十年も前に考え付いたフレディの凄さを実感せずにはいられません。

そして、ふと、こんなことを思いました。

クリエイティブとは全く程遠い私のようなド素人の一般人から見れば、今活躍している多くのアーティスト達は「すごいクリエイター」に見える。

だけど、よくよく観察してみると、実は、そのアーティスト達には物凄く影響を受けているアーティストや、参考にしているアーティストがいてそのマネしていることも多いなって。

それは何か新しいモノを作っていく時には、当然のことなんだけど…

でも、フレディマーキュリーは、「無」から「有」を作り上げるホンモノのクリエイターだったんだんだなって思わずにいられない。

まあ、オペラを融合させている時点で全くの「無」というわけではないかもしれないけれど…

それでも、世の中が今ほど自由ではなかった時代に、「ロックとオペラの融合」なんて、誰も考え付かないような斬新で突飛なアイデアを思いつき、そして実際にカタチにして実現させ、「絶対この曲でいける!」という自信と確信を持っていたこと。

古今東西、様々なアーティストがフレディマーキュリーの、そしてクイーンの影響を受けている理由はここにあるんじゃないかなと。

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クイーン ボヘミアンラプソディ 歌詞 (英語&和訳)

それでは、クイーンの代表作でもあり、映画のタイトルにもなっている「ボヘミアンラプソディ」の歌詞(英語&和訳)を見てみましょう。

曲が変調するところや、ストーリーの展開がある節目あたりに黄色線(イエローマーカー)で記して、勝手にお題を付けて章立てしてみました。

クイーン ボヘミアンラプソディ 歌詞 (英語&和訳)

ボヘミアンラプソディ (クイーン) 英語&和訳 歌詞

《バラードパート序章》

Is this the real life?
これは現実の人生なのか?

Is this just fantasy?
幻想なのか?

Caught in a landslide
地すべりに巻き込まれ

No escape from reality
現実から逃れられない

Open your eyes
目を開けて

Look up to the skies and see
空を見上げて

I’m just a poor boy, I need no sympathy
僕はただの哀れな少年、同情なんていらないさ

Because I’m easy come, easy go
だって、僕は気ままにうまくやってるから

Little high, little low
多少の浮き沈みはあるけど

Any way the wind blows doesn’t really matter to me, to me
どのみち風は吹くから、僕にとっては大したことじゃないのさ。

《バラードパート第1章(絶望と恐怖)》

Mama, just killed a man
ママ、さっき人を殺っちまったよ

Put a gun against his head
奴の頭に銃を突きつけ、

Pulled my trigger, now he’s dead
引き金引いたら、奴は死んだんだ

Mama, life had just begun
ママ、人生は始まったばかりだったのに

But now I’ve gone and thrown it all away
でも、今、すべてをダメにした

Mama, ooh (any way the wind blows)
ママ、あのね…(でもどのみち風は吹くから)

Didn’t mean to make you cry
悲しませるつもりなんてなかったんだ

If I’m not back again this time tomorrow
明日の今頃、僕がもし戻らなくても

Carry on, carry on as if nothing really matters
いつものようにしていて、まるで何もなかったように

Too late, my time has come
もう遅すぎる,僕の終わりが来たんだ

Sends shivers down my spine
背筋が凍ってゾクゾクするよ

Body’s aching all the time
体中が痛くて痛くてたまらないよ

Goodbye, everybody, I’ve got to go
じゃあね、僕はもう行かなきゃ

Gotta leave you all behind and face the truth
みんなの前から去って、現実に向き合わなきゃ

Mama, ooh (any way the wind blows)
ママ、あのね…(でもどのみち風は吹くから)

I don’t wanna die,
死にたくないよ

I sometimes wish I’d never been born at all
生まれてこなかったら良かったのに…って時々思うよ

《オペラパート 第2章1節(幻想)》

I see a little silhouetto of a man,
小さな男のシルエットが見えた

Scaramouche, Scaramouche, will you do the Fandango?
道化師のスカラムーシュかい?ファンダンゴ(ダンス)を踊ってくれよ

Thunderbolt and lightning
雷が落ちる 稲妻が走る

Very, very frightening me
僕をひどく怯えさせるよ

(Galileo) Galileo
(ガリレオ)ガリレオ
(Galileo) Galileo
(ガリレオ)ガリレオ
Galileo Figaro
(ガリレオ)フィガロ
Magnifico-o-o-o-o
素晴らし~

《オペラパート 第2章2節(節諦めと希望)》

I’m just a poor boy, nobody loves me
僕はただの哀れな少年,誰も僕を愛しちゃいない

He’s just a poor boy from a poor family
彼はただの哀れな少年,貧しい家庭の子さ

Spare him his life from this monstrosity
とんでもない運命から救ってやろう

Easy come, easy go, will you let me go?
うまくやってきたんだから、見逃してくれないか?

Bismillah! No, we will not let you go (let him go!)
神に誓ってダメだ、見逃すわけにはいかん(見逃してあげて!)

Bismillah! We will not let you go (let him go!)
神に誓ってダメだ、見逃すわけにはいかん(見逃してあげて!)

Bismillah! We will not let you go (let him go!)
神に誓ってダメだ、見逃すわけにはいかん(見逃してあげて!)

Will not let you go (let him go!)
見逃さんぞ(見逃してあげて!)

Never, never let you go
決して、決して、お前を見逃さんぞ

Never let me go, oh
決して、僕を見逃してくれない

No, no, no, no, no, no, no
ダメだ,ダメだ,ダメだ,ダメだ,ダメだ,ダメだ,ダメだ

Oh, mama mia, mama mia (mama mia, let me go)
なんてこった,なんてこった(おお神様,見逃してくれよ)

Beelzebub has a devil put aside for me, for me, for me
魔王ビールゼバブが、悪魔の使いを僕のそばによこしたんだ,僕に,僕に

《ロックパート 第3章(幻想から現実への目覚め)》

 ブライアンメイのギターに注目!(ドゥンドゥドゥンドゥドゥンドゥン~!)

So you think you can stone me and spit in my eye? (Yeah!)
ねえ、君は僕に石を投げつけ、目に唾を吐きかける?

So you think you can love me and leave me to die?
ねえ、僕を愛してるのに死ねって?

Oh, baby, can’t do this to me, baby
ねえ、そんなことできるわけがないよね

Just gotta get out, just gotta get right outta here
ただ逃げ出さなきゃ,ただ逃げ出さなきゃ,すぐにここから逃げ出さなきゃ

《バラードパート 最終章(開き直りと受け入れ)》

Nothing really matters
ぜんぜん大したことないさ

Anyone can see
誰にだってわかることさ

Nothing really matters
ぜんぜん大したことないさ

Nothing really matters to me
僕にとってはどうでもいいことさ

Any way the wind blows
だって、どのみち風は吹くから

ちなみに、

フレディマーキュリー自身から、この曲を作った真相についての詳細は語られていないようなので、あくまでも、「そうじゃないかな?!」って推測ですが、以下、歌詞の中に出てくる「?」な言葉についての私なりの考察を付け加えておきます。

ファンダンゴ(Fandango)とは、スペイン起源のダンス、又はそれとともに歌われる歌や音楽。特にフラメンコで男女ペアで踊るダンスが有名。

スカラムーシュ(Scaramouche)とは、イタリア即興喜劇中の道化役,ピティナ・ピアノ曲名

フィガロとは、この曲が、オペラを意識していることから、フィガロは恐らく、カロン・ド・ボーマルシェの戯曲「セビリアの理髪師」「フィガロの結婚」「罪の母」(フィガロ3部作)に登場する人物フィガロのことだと思われます。

ガリレオとは、恐らく、「地動説」で宗教裁判にかけられたガリレオ・ガリレイのことだと思われます。

「Bismillah」はイスラム教で、「神に誓って」という意味。

まとめ

空前絶後の大ヒットを遂げているクイーンの映画「ボヘミアンラプソディ」についての個人的な評価と、ボヘミアンラプソディの歌詞の意味や和訳についてまとめてみました。

この映画を観ると「クイーン」が、古今、多くのアーティスト達に多大な影響を与えている理由、クイーンの楽曲がありとあらゆる場面で使われている理由がよく分かります。

ボヘミアンラプソディーの音楽は、自分の生まれ育った環境や、周りの人間により差別や偏見、自分を理解してくれない父親との関係、自分の容姿に対するコンプレックスや性的マイノリティーなど、色々な意味で常に「ボヘミアン」だったフレディーの葛藤を表しているのかなと感じました。

そしてそれは、この映画のベースになっている。

フレディマーキュリーほどでなくても、人は誰しも、それぞれが自分の中にある「ボヘミアン」な一面を感じることってあると思うんです。

だから、感じ方やカタチは違えど、どこか共感し、勇気をもらえる。

映画「ボヘミアンラプソディ」は、クイーンファンや、もろクイーンに熱狂していた中高年はもちろんだけど、クイーンのことをあんまり知らない年代の人でも、そんなにファンじゃない人でも十分に楽しめる映画です!

あと、この映画に関しては、パソコンやテレビの小さな画面で観るのと、映画館の大スクリーンで観るのとでは、鑑賞し終わった後の余韻がかなり違うんじゃないかなって思います。

(ホント、わざわざ映画館で観る価値が十分すぎるほどありますよ!)

だから、もし可能ならば、映画館で上映しているうちに、足を運んで臨場感を味わえる大スクリーンで「観ないと損しますよ!」・・・ってのは言い過ぎかもしれませんけど、

まあ、確実に言えることは、「見て損はない!」「心や物の見方が豊かになる」のは間違いないです。

今回のブームを眺めてみると、改めて、世間がこんなに騒いでいるのには、やっぱりそれなりの理由があるのかもなって思いました。

それと、今、世間では、やれ3D上映だの、DOLLBY上映だの、応援上映などと、様々な楽しみ方ができる映画館の選択肢が増えていますので、もし、観に行くなら、できるだけ音響のいいシアターを選ぶことをおすすめします。

きっと、より一層クイーンの世界に入り込めて楽しめるのではないかなと思いますよ。

<結論>:クイーンの映画「ボヘミアンラプソディ」は、個人的には、メチャメチャおすすめ太鼓判の映画です!!

そして、劇中でかかっている曲を集めたサントラ(ボヘミアンラプソディ サウンドトラック)も見逃せませんよ。

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